top of page
ロゴ
相談する

中高一貫生の夏休みの過ごし方|「世界を広げる」読書と旅

  • 執筆者の写真: ユウキ 先生
    ユウキ 先生
  • 6月8日
  • 読了時間: 5分

この記事の要点 

中1の夏休みは「自由40日」。塾漬けだった中学受験生にとって最初の自由な夏です。何をすべきか、何を避けるべきか、夏の過ごし方の指針を解説します。


皆さんこんにちは!中高一貫ブリッジスター塾長のユウキです!


中学受験を終えた中1の夏休み——これまでサピックスや日能研の夏期講習でみっちり詰め込まれていた夏が、突然「40日間ぜんぶ自由」になります。何をすればいいか分からず、結局スマホを見てゴロゴロして終わる——こんな夏にしないために、今日は中1の夏の過ごし方をお伝えします。


中1夏休みは「人生で最も贅沢な40日」

過去3年間ほど、中学受験生は夏休みのほぼ半分(25〜15日間)が塾でした。その合間の数日が貴重な「自由日」でした。ところが今年からは違います。40日間まるごと自由。何をしてもいい、誰にも管理されない時間です。これは中高一貫校生だけが手にできる、人生で最も贅沢な40日。だからこそ「何もしないで終わる」のではなく、しっかり計画を立てて使い切ってほしいのです。


1つ目のテーマ:読書で「世界を広げる」

夏休みにやってほしいことの第一は読書です。「世界を広げる」というキーワードで考えると、読書は最強のツール。本を読むということは、自分が知らない世界、知らない人生、知らない視点に出会うこと。例えば塩野七生の『海の都の物語』(ベネチアを描いた歴史本)を読めば、東ローマ帝国からナポレオンに滅ぼされるまでの千年のヨーロッパ史が、面白い物語として頭に入ります。中国史なら北方謙三の『水滸伝』、宇宙好きなら『ニュートン』、植物が好きなら植物図鑑——お子さまの興味に合うジャンルから入ればOKです。


漫画でもOK、ただし「世界が広がる読み方」を

読書というと活字本をイメージしがちですが、漫画でも全然OKです。ただし「世界が広がる読み方」を意識すること。例えば『ワンピース』を1巻から全部読み返すのも楽しいですが、それで終わると世界は広がりません。一歩進んで「自分なりの考察動画を作ってみる」「キャラクターの背景設定を分析してみる」など、能動的な関わり方をすると、世界が深まります。手塚治虫の『火の鳥』『ブッダ』、各時代の学習漫画、横山光輝の『三国志』——歴史系の漫画は世界史・日本史の苦手意識解消にも直結します。


2つ目のテーマ:旅行で「不自由の自由」を経験

夏休みでぜひやってほしいのが「友達との小さな旅」です。例えば青春18きっぷを使って、隣の県まで日帰り旅行に行く。中1ではまだ難しくても、中3・高1になったら友達と1泊2日の旅行に挑戦してみる。「計画を自分で立てる」「お金を管理する」「トラブルに対応する」——これらは家族旅行では絶対に体験できない、貴重な学びです。私自身、高1の夏に京都から仙台まで青春18きっぷで友達と行きました。京都〜東京間で7時間、東京駅で野宿、翌日仙台へ——そんな旅が、人生観を大きく広げてくれました。


3つ目のテーマ:苦手科目の振り返り

遊びだけでなく、苦手科目の振り返りも大切。学期中は学校の進度に追われて、苦手単元の復習はなかなかできません。夏休みこそが、苦手と向き合う最大のチャンス。1学期で分からなかった単元を学年戻ってやり直す、英語の単語をまとめて覚え直す、社会の苦手分野を学習漫画で復習する——こうした「振り返り学習」を1日30分〜1時間でも入れておくと、2学期からの成績が大きく変わります。


4つ目のテーマ:新しいことへの挑戦

新しいことへの挑戦も、夏休みならではの楽しみ。プログラミング、楽器、絵画、ワークショップ、運動、料理——興味のあることに挑戦してみる。最近は大学・お寺・地域コミュニティで中高生向けのワークショップが充実しています。演劇、絵画、科学実験、デザイン——ネットで検索すれば必ず見つかります。「新しいことに挑戦して、得意・不得意を発見する」——これが将来の自分の興味を見つける手がかりになります。


英検チャレンジで目標を作る

夏休みの勉強で具体的な目標を作りたいなら、9月の英検がおすすめです。英検は年3回(5月・9月・1月)の大規模実施があります。9月実施を目標にすると、夏休みが終わる頃にちょうどテスト本番。「夏休みで英検準2級を取る」というような明確なゴールがあれば、勉強のモチベーションが続きます。中1なら5級から4級、中2なら3級、中3なら準2級が一つの目安。英検取得という具体的な成果があれば、お子さま自身の達成感も大きく、9月以降の学習にも弾みがつきます。


「世界が広がる体験」を意識的に組み込む

夏休みの本当の価値は「世界が広がる体験」を積めること。家族旅行で歴史的な街を訪れる、博物館や美術館に行く、地方の祖父母の家で田舎暮らしを体験する、海外短期留学やサマースクールに参加する——こうした「教科書には載っていない体験」が、お子さまの世界を広げ、6年後の総合型選抜で語れるストーリーの素材になります。中1の夏休みは、お子さまにとって人生最初の「完全自由な40日」。この時間をどう使うかで、これからの6年間の質が決まります。家族で「今夏のテーマ」を一つ決めて、計画的に挑戦してみてください。


友達との小さな旅で「不自由の自由」を経験する

私自身の高1の夏の話。京都から仙台まで、青春18きっぷで友達と旅をしました。新幹線が使えないため鈍行のみで7時間以上かかる長旅。東京駅では深夜まで友達とゲームをして野宿、翌朝また鈍行に乗って仙台へ——という強行軍。家族旅行とは全く違う、計画も予算管理も全部自分たちで決める旅でした。トラブルもありましたが、「不自由の自由」を味わう貴重な体験。中1ではまだ難しくても、中3〜高1には友達と1泊2日の小旅行を提案してみてください。総合型選抜の自己PRでも「自分で計画した旅」のエピソードは説得力があります。


ブリッジスターは夏休みの過ごし方も伴走

中高一貫ブリッジスターでは、夏休みに向けた学習計画を、コーチが一緒に立てます。「読書を増やしたい」「苦手科目を克服したい」「英検を取りたい」——こうした目標に合わせて、日々の学習日報で進捗管理。集団勉強会の土曜教養授業では、夏休みにふさわしい知的刺激も提供します。「夏休みダラダラ症候群」を防ぐ、最高の伴走者です。


「中1の夏、何をさせるべき?」「英検対策はいつから?」「夏期講習に通うべき?」——お悩みは、ブリッジスターの個別相談でご相談ください。



公式LINEご登録で、夏休みのおすすめ本、英検対策情報、夏休み計画のテンプレートを配信しています。中1の夏休みは「中学受験後最初の自由」。この40日をどう使うかで、6年間の質が変わります。家族でじっくり計画してみてください。

コメント


bottom of page