定期テスト勉強の正しい計画術|PDCAサイクルで点を取る方法
- ユウキ 先生
- 5月31日
- 読了時間: 5分

この記事の要点
「計画は立てたけど続かない」「いつも一夜漬けになる」——定期テストの計画作りに悩むお子さま向けに、PDCAサイクルを使った王道メソッドを解説します。
皆さんこんにちは!中高一貫ブリッジスター塾長のユウキです!
定期テスト前になると「計画表を書きなさい」と学校から言われることが多いですよね。でも、計画を立てるのが苦手な子、計画は立てたけど実行できない子、計画通りに進まずいつも一夜漬けになる子——タイプはさまざまです。今日はPDCAサイクルを使った、定期テスト勉強の王道メソッドをご紹介します。
PDCAサイクルとは?
PDCAは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(検証)→Action(改善)の4ステップを繰り返すフレームワーク。ビジネスの世界でよく使われますが、定期テスト勉強にも完璧に当てはまります。重要なのは、計画は一度立てたら終わりではなく、実行しながら検証し、次回に向けて改善していくサイクルだということ。「計画通りに進まなくても大丈夫」と思える心の余裕も、PDCAを回すうえで大切です。
Step1:Plan(計画)—やることを洗い出す
計画を立てる最初のステップは、「やることを洗い出す(ToDoリストを作る)」こと。定期テストの試験範囲を見て、各教科で「やるべきこと」をすべて書き出します。例えば「英語:教科書30〜45ページの暗記、ワーク10〜25ページ、単語100個」「数学:教科書例題1〜30、ワーク練習問題50問」というように、具体的に列挙。漠然と「英語勉強」とだけ書くのではダメで、具体的なページ数まで落とし込むのがコツです。
Step1の続き:時間と前後関係を考える
ToDoが洗い出せたら、次は「何時間かかるか」を見積もります。1ページあたり何分かかるかを把握し、ページ数をかければ目安が出ます。例えば「歴史のプリント1枚を覚えるのに30分」と分かれば、10枚なら300分(5時間)。これで「ヤバい、時間が足りない」と気づければ大成功です。さらに「前後関係」も考えます。単語を覚えていないのに長文読解はできない、漢字を知らないのに国語の問題は解けない——勉強には順番があるので、基礎から順に組み立てましょう。
Step1の終盤:苦手と得意で戦略を変える
ここで重要なのが、苦手科目と得意科目で戦略を変えること。得意科目は「やればできる」ので、サクッと範囲を仕上げるだけでOK。一方、苦手科目は「リテラシー(基礎知識)」が不足していることが多く、いきなり問題集を解いても効果が薄い。まずは「簡単な参考書を読んで理解する」「漫画や動画で背景知識を作る」というステップから始める必要があります。手塚治虫の『火の鳥』や『ブッダ』、各時代の学習漫画など、子どもが楽しんで読めるものを選ぶと、世界史・日本史の苦手意識が一気に解消します。
Step2:Do(実行)—複数科目を1日に組み込む
計画ができたら、次は実行です。ポイントは「1日に複数科目を組み込む」こと。「今日は数学だけ、明日は英語だけ」という単科目集中型ではなく、1日に2〜3科目を回す方が、忘却曲線に勝てます。人間の脳は時間が経つと忘れるので、毎日少しずつ繰り返す方が定着率が高い。特に暗記系(英単語、社会用語、理科の暗記事項)は、毎日15〜30分ずつ反復するのが鉄則です。
Step3:Check(検証)—1週間後に振り返る
計画を1週間ほど実行したら、検証の時間を取ります。「予定通り進んだか?」「どの科目が遅れているか?」「時間配分は適切だったか?」を冷静にチェック。多くの場合「終わらない」という現実に直面しますが、それでOK。気合と根性で2割増しまでは頑張りつつ、それでも終わらない部分は「切る」決断をします。
Step4:Action(改善)—得意科目から切る勇気
「切る」と決めた時、得意科目から切るのが正解。なぜなら、得意科目は60点を70点にするより、苦手科目の30点を50点にする方が、平均点が大きく上がるから。同じ努力なら、伸びしろが大きい方に投資する。これは数学的に当然の戦略です。ただし、提出物だけは絶対に切らないこと。提出物は最も簡単に点が取れる要素で、出さないと評定が一気に下がります。
テスト後の「解き直し」が次回への財産
PDCAサイクルの「Action」段階で必ずやってほしいのが、テスト後の解き直しです。特に英語と数学は積み上げ型教科。今回100点取れなかった部分は、次の単元、その次の単元まで響きます。テストが返ってきたら、間違えた問題を必ず解き直し、「なぜ間違えたか」を分析。「ケアレスミス」「理解不足」「時間切れ」など、原因が分かれば対策が立ちます。この「解き直しノート」を3年間続ければ、自分の弱点パターンが明確になり、勉強の効率が劇的に上がります。テストは「終わったら終わり」ではなく「ここからが本当の学び」と捉えましょう。
計画は「変更してOK」が前提
計画作りで最も重要なマインドセットは、「計画は変更してOK」ということ。多くの人が「一度立てた計画は守らなきゃ」と思い、計画通りに進まないと挫折します。でも本来のPDCAは、「計画通りに進まない前提で、状況に応じて修正していく」のが本質。1週間やってみて「英語が思ったより時間かかる」と分かれば、計画を修正して英語に時間を割り当て直す。柔軟に修正できる人ほど、最終的に良い結果を出します。「計画通りに進まなくても、自分はダメじゃない」という認識を、中1のうちから育てましょう。
ブリッジスターのコーチングが「PDCA」を伴走
中高一貫ブリッジスターの週1回のコーチングは、まさにこのPDCAサイクルを伴走するサービスです。コーチが定期テスト前の計画作りを一緒に行い、実行中も学習日報で進捗をチェック、テスト後は振り返って次回への改善策を一緒に考えます。お子さま一人では難しいPDCAを、第三者のコーチがサポートすることで、確実に「定期テスト勉強の自走力」を育てていきます。
「計画通りに進まない」「いつも一夜漬けになってしまう」——こうしたお悩みは、ブリッジスターの個別相談でぜひご相談ください。
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