高校で学習量が3倍に!中学のうちにやるべき5つのこと
- ユウキ 先生
- 4 日前
- 読了時間: 5分

この記事の要点
高校入学と同時に襲ってくる「3倍ショック」。英単語、社会、理科の学習量が一気に増える時期に備え、中学3年間で固めておくべき土台を解説。
皆さんこんにちは!中高一貫ブリッジスター塾長のユウキです!
「中高一貫校って、なぜ中3から先取り学習を始めるんですか?」というご質問をよくいただきます。答えはシンプルで、「高校の学習量が、中学の3倍以上に跳ね上がるから」です。今日はこの「3倍ショック」と、それに対する正しい備え方をお話しします。
英単語だけでも中学1,500語→高校4,500語
数字で見てみましょう。中学までに学ぶ英単語は約1,500語。高校で新たに学ぶのが約4,500語。トータルで6,000語前後が必要になります。3年間で1,500語と、3年間で4,500語ですから、学習量は単純に3倍です。これは英語だけの話ではありません。世界史、日本史、地理、生物、化学、物理——どの教科も、高校になると一気に学習範囲が広がります。中学の3年間でじっくり学んだ範囲を、高校では1年間で進める、というケースも珍しくありません。
中高一貫校が公立に勝てる理由
ある予備校講師が「中高一貫校が公立高校に勝てる最大の理由は、この高校範囲を中3から先取りできること」と話していました。中学3年間で英単語を500語ずつコツコツやり、高校3年間で1,500語ずつ進めるよりも、中学3年間で1,000語ずつ、高校3年間で1,000語ずつのほうが、バランスよく学べる。これが中高一貫校のカリキュラム設計の基本思想です。「中高一貫校に勝つには、東進などで映像授業を使って先取り学習をするしかない」と公立中の生徒に営業しているのを聞きますが、半分本当で半分は誇張です。中高一貫校の強みは先取りだけではなく、6年間を見通したカリキュラム設計と、同質性の高い仲間との切磋琢磨にあります。
先取りすればいい、ではない
ただ、ここで注意したいのは、「先取りすればいい」というわけではないこと。先取りそのものが目的ではなく、「中学範囲をしっかり概念として理解したうえで、高校範囲にスムーズに接続する」ことが本質です。中学範囲が穴だらけのまま高校範囲に進んでも、結局は崩れます。実際、大学受験の現場では「中学校までの内容に戻って学び直す」という塾が増えています。「マナビス」や「武田塾」が市民権を得ているのは、まさに「歯抜けの基礎を埋め直す」ニーズが大きいからです。比例反比例の概念が曖昧なまま、二次関数や微積をやっても、絶対に理解できません。
中高一貫校の落とし穴:見えない歯抜け
実は、これは中高一貫校のお子さんにこそ起きやすい問題です。中学受験のときに猛スピードで詰め込んだ知識が、概念として整理されないまま、中学校生活で忘れていく。中3になって先取りで二次関数を習ったとき、「あれ? 関数って何だったっけ?」と土台が抜けていることに気づく。表面的にはついていけているように見えても、底が抜けているケースは少なくありません。だから「中学受験の貯金がある」と油断せず、中学のうちに知識を概念として再整理することが、決定的に重要なのです。
教科別「学習量増え方」の傾向を知る
教科ごとに学習量の増え方が違うことも知っておいてください。英語は中学から高校で3倍に増えるという話をしましたが、最も対策しておいたほうがいいのは英語です。なぜなら、英語は中学からゼロスタートで、しかも高校でさらに量が増えるという二重の負荷がかかるから。中学のうちに英検2級〜準1級まで持っていければ、高校での英語負担は大きく軽減されます。国語の現代文は、実は中学と高校でそれほど大きく増えません。中学受験の国語をしっかりやってきた子なら、高校現代文も比較的スムーズに対応できます。古文・漢文は新しい分野なので、高校でしっかり学ぶ必要がありますが、皆同じスタートラインに立ちます。数学は、中学受験算数で培った思考力がそのまま活かせる教科です。中学のうちに「比例反比例」「一次関数」「二次関数の基礎」「確率の基本」をしっかり概念として理解しておくことが、高校数学の土台になります。
中学のうちにやるべき5つのこと
優先順位は明確です。1つ目、英語の基礎固め。中学英文法と単語1,500語を、完璧に「使える」状態にする。中3までに英検準2級、可能なら2級まで取れれば理想的です。2つ目、数学の概念理解。算数で学んだ比例、関数、図形、確率といった概念を、数学の言葉で再整理する。3つ目、国語力の強化。読書を通じて、抽象的な文章を読み解く力をつける。4つ目、世界史の準備。中学までほとんど扱わない世界史を、世界地図や年表で親しんでおく。5つ目、理科の概念化。中学受験で得た膨大な理科知識を、概念として整理し直す。
学校のペースを最優先に
「先取り学習をどこまでやるか」も悩みどころです。中高一貫校の中には、中2で中学範囲を終え、中3から高校範囲に入る学校もあります。一方で、中学範囲を中3までしっかり扱い、高校から本格的に先取りする学校もあります。どちらが良い悪いではなく、学校のペースに合わせて、家庭でも無理のないサポートをしてあげるのが基本です。学校が中2で先取りを始めるのに、家でさらに先取りをさせる必要はありません。むしろ「学校でやっていることをしっかり吸収する」「忘れない、抜けないようにする」ほうが、はるかに重要です。
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