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「深海魚」を恐れない!中高一貫校で成績下位でも逆転できる理由

  • 執筆者の写真: ユウキ 先生
    ユウキ 先生
  • 4 日前
  • 読了時間: 6分

この記事の要点 

中高一貫校の世界でよく聞く「深海魚」問題。成績下位に沈むことの本当のリスクは何か、そして逆転するための家庭でのサポート方法を解説。


皆さんこんにちは!中高一貫ブリッジスター塾長のユウキです!


中高一貫校の世界には、「深海魚」という言葉があります。中学入学時は上位だった生徒が、徐々に成績下位に沈み込み、抜け出せなくなる現象を指す表現です。中学受験で頑張ってきたお子さんが、入学後に成績下位に沈んでしまったら……と考えるだけで、親としては不安になりますよね。でも、私はこの「深海魚」という言葉自体に、強い違和感を持っています。


成績下位の子は2タイプに分かれる

私の知る限り、成績下位の生徒には大きく2つのタイプがあります。1つ目は「勉強以外に夢中になれるものがある子」。音楽、スポーツ、ゲーム、絵、プログラミング、何でも構いません。学校の成績は悪くても、自分のアイデンティティを別の場所に持っている。こういう子は、まったく心配いりません。むしろ、その「夢中になれる何か」が、後に総合型選抜で大きな武器になったり、エネルギーを勉強に転換して逆転合格を果たしたりします。


本当に支援が必要なのは「アイデンティティを失った子」

2つ目が、本当に支援が必要なタイプ。「勉強もできない、好きなこともない、学校が辛い、毎日が苦しい」という状態の子です。自分の居場所がなく、自己肯定感が下がり、どんどん内向きになっていく。これが本来「深海魚」と呼ばれるべき状態であり、放っておくと不登校や心身の不調につながる、深刻な問題です。


中高一貫校で上位2割でいる難しさ

中高一貫校という競争環境の中で、成績だけでアイデンティティを持つのは、上位2割の生徒にしかできない芸当です。残り8割の子は、勉強以外の場所に「自分の軸」を見つける必要があります。これは決して敗北ではなく、むしろ健全な成長プロセスです。上位2割でいられなくなった瞬間に「自分には価値がない」と感じる子と、「俺はサッカーがあるから大丈夫」と思える子では、どちらが幸せな高校時代を過ごせるでしょうか。


中学受験経験者ほど自己肯定感が下がりやすい

中学受験で偏差値で評価され続けてきた子の中には、自己肯定感が低くなってしまった子もいます。「どうせ自分はできない」「勉強しても無駄」と諦めモードになっている。こういう子こそ、新しい評価軸との出会いが必要です。総合型選抜の世界では、偏差値以外の物差しで人を見ます。プログラミングが得意なら、それで評価される。音楽が得意なら、それで評価される。地域活動を頑張っているなら、それで評価される。中学受験で身につけた「偏差値という一本の物差し」を、いったん横に置く勇気が大事です。


親が「夢中」を否定しないこと

親として何ができるか。まず、お子さんの「夢中」を否定しないこと。「ゲームばっかりやって」「マンガを読んでばかり」と頭ごなしに叱るのではなく、「何が面白いの?」「どこが好きなの?」と興味を持って聞いてみてください。総合型選抜の出願書類で、「私はゲームを通じてストーリーテリングの構造を学びました」「アイドルのファン心理を分析することで、マーケティングに興味を持ちました」と書く子がいるくらい、何が将来の武器になるかは分かりません。


中1の成績で、人生は決まらない

「成績が下がっても、命の危険にはならない」ということを、親自身が信じてください。中学受験のときは「合格・不合格」というはっきりした結果がありました。中高一貫校に入ってからは、定期テストの順位は人生を決めません。中1の中間テストで300人中290位を取っても、それが大学受験の結果を決めるわけではありません。中高6年間の中で、子どもは大きく変わります。中1で深海に沈んでいた子が、高3で頂上に立つことだって、珍しくありません。


サードプレイスを作る大切さ

もし「好きなことも居場所もない」状態に近づいているサインを感じたら、すぐに動いてください。学校以外の居場所を作ることです。塾、習い事、ボランティア、地域のコミュニティ、オンラインサークル——どこでもいい、お子さんが「ここなら息ができる」と感じられる場所を探してあげてください。学校が辛いとき、家庭以外にもう一つ「サードプレイス」があるだけで、子どもは生きやすくなります。


サインを見落とさない工夫

サインを見落とさない工夫も大事です。お子さんが「学校に行きたくない」と言い始めたら、軽く受け流さず、しっかり話を聞いてあげてください。食欲がない、表情が暗い、夜眠れない、というサインも要注意です。スクールカウンセラーや、心療内科の専門家に相談するのも、決して大袈裟ではありません。「学校に行かせる」ことだけにこだわらず、「お子さんが心身ともに健康でいる」ことを最優先にしましょう。


深海から這い上がる例も無数にある

深海から這い上がる例も無数にあります。中学では下位だった子が、高校になって好きなことが見つかり、大学受験では一気に逆転する。これは中高一貫校では珍しい話ではありません。なぜなら、6年間あれば、子どもは大きく変わるからです。中1の成績で、その子の人生は決まりません。だから親が「うちの子はもうダメだ」と諦めないこと。これが何より大事です。私の高校時代を思い出すと、成績下位の友達ほど、何か別の世界で輝いていました。バンドを組んで地元のライブハウスで演奏していた子、漫画を描いて同人誌即売会で売っていた子、釣りに熱中して毎週末海に通っていた子……。彼らの中には、高校の後半に「やっぱり勉強しよう」と火がついて、難関大学に逆転合格した子もいました。


ブリッジスターは「親子以外の第三者」になる

中高一貫ブリッジスターは、まさに「親子以外の第三者のサポート」を提供する場所です。毎日の学習日報でコーチと対話し、週1回のコーチングで悩みを相談し、集団勉強会で同じ目線の仲間と過ごす。親が言うと喧嘩になる年頃でも、ブリッジスターのコーチには素直に話せる、というお子さんが多くいらっしゃいます。「燃え尽き・深海魚化」を防ぐ、お子さま専用のサードプレイスとしてご活用ください。コーチは生徒の話をじっくり聞き、決して急かさず、お子さま自身の力で歩き出せるよう、伴走します。週次レポートで保護者の方にもお子さまの様子を共有しますので、家庭からの「見守り」もしやすくなります。


お子さまの様子に不安を感じたら、公式LINEへ

「最近、子どもが元気がない」「成績が落ちて自信を失っている」「親子の関係が悪化している」「学校に行きたがらない」——こうしたお悩みは、ブリッジスターの個別相談でじっくりご相談ください。第三者の視点から、お子さまをサポートします。



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