スタディサプリや東進は中1から必要?映像授業の正しい使い方
- ユウキ 先生
- 5月15日
- 読了時間: 5分

この記事の要点
気軽に始められる映像授業。中1から契約するべきか、それとも別のタイミングで活用すべきか。映像授業のメリット・デメリットと最適な使い方を解説。
皆さんこんにちは!中高一貫ブリッジスター塾長のユウキです!
「スタディサプリって、入会させたほうがいいですか?」「東進ハイスクールの映像授業を中1から受けるべき?」というご質問、本当に多くいただきます。月額数千円〜数万円で気軽に始められるので、つい「とりあえず入れておこうかな」と考えがちです。でも、映像授業には向き不向きがあり、中1段階での活用には注意が必要です。
中1から映像授業を本格活用する必要はない
結論からお伝えします。中1から映像授業を本格活用する必要は、基本的にありません。スタディサプリ、東進、学研プライムゼミ、河合塾マナビス——これらの映像授業サービスが真価を発揮するのは、高2〜高3の受験直前期、「苦手科目を自分のペースで埋める」という用途においてです。中1〜中2の段階で「とりあえず映像授業を入れて、漫然と見させる」というのは、ほぼ確実に効果が出ません。
映像授業は集中力が続きにくい
なぜか。映像授業は、リアルな対面授業と比べて、どうしても集中力が続きにくい媒体です。目の前で先生に教えてもらう授業のほうが、理解度も定着度も圧倒的に高い。これは中学受験のSAPIXや日能研で集団授業を受けてきた経験のあるご家庭なら、感覚的に分かるはずです。そして中1の子どもは、自分の意思で「今日は数学のここを復習しよう」と決めて映像を選び、集中して見続ける、というセルフマネジメント能力をまだ十分に持っていません。結果、「契約はしているけど、ほとんど見ていない」「見ても理解できているか分からない」という事態になりがちです。月数千円とはいえ、3年間で十数万円を投じて、ほとんど活用できないなら、もったいない使い方です。
進路相談やコーチングが弱い
それから、映像授業には「進路相談」や「カリキュラム設計」がほぼ存在しません。スタディサプリには優秀な大学生のチューターがついている場合もありますが、その内容は「ちゃんと勉強しているかのお尻叩き」レベル。「あなたの志望大学に対して、今この時期に何をすべきか」という戦略を立ててくれるレベルではありません。大学受験は、教材選び、勉強の順番、優先順位の判断が結果を大きく左右するので、ここのコーチングが弱いのは大きなマイナスです。映像授業を活かすには、別途、家族や学校の先生、家庭教師など、「コーチング役」を別に確保する必要があります。
東進ハイスクールの「先取り営業」に注意
東進ハイスクールや河合塾マナビスのように、校舎に通って映像授業を見るスタイルの塾もあります。これらはチューターがいる分、家庭で見るスタディサプリよりはまだましですが、それでもチューターの質はばらつきがあります。本当に優秀なチューターに当たれば良いですが、大学生アルバイトのチューターでは、自分の経験で語ることしかできず、お子さまに最適な戦略は立てられません。東進の場合、特に注意したいのは「映像授業の進度を急かす営業」が強いこと。先取りすることが目的化してしまい、「分かっていないけど次に進む」という危険な状況が生まれやすいです。
Z会・進研ゼミの方が中学段階では有効
では、中1〜中2の段階で家庭学習教材を選ぶならどうするか。私のおすすめはZ会か進研ゼミです。これらは中学生向けにカリキュラムが緻密に設計されており、添削指導も充実しています。Z会のハイレベルコースなら、難関私立中の生徒にも歯ごたえがあり、進研ゼミなら無理のないペースで毎日の学習習慣を作れます。映像授業に月1万円払うなら、Z会や進研ゼミに同じ金額を投じるほうが、中学段階では確実に効果が出ます。ただし、Z会は中身が結構ハードなので、毎月の課題をためずに継続できる子は意外と少ないのも事実。お子さんの性格を見て、無理のないレベルを選んでください。
映像授業が有効な3つの使い方
ただし、映像授業を完全に否定しているわけではありません。次のような使い方なら、中学段階でも有効です。1つ目、特定の単元でつまずいたときの「ピンポイント補習」。学校の授業で分からなかった三角比を、スタディサプリの該当回で復習する、という使い方。2つ目、英語のリスニング教材として。NHKの語学番組や、英語ニュースの動画など。3つ目、好きな科目をさらに深掘りするための「先取り学習」。数学が好きな子が、自分のペースで先の単元を学んでいく場合など。スタディサプリの「英語4技能対策コース」は、リスニングやスピーキングの練習に活用できる優れた教材です。
高2〜高3で映像授業は最強の武器に
そして高2後半〜高3になったら、映像授業は強力な武器になります。苦手な化学の理論分野だけを集中的に補強する。受験直前に古文の文法をもう一度総ざらいする。共通テスト対策の演習講座を取る。こうした目的が明確な使い方なら、映像授業のコスパは抜群です。学研プライムゼミやスタディサプリの講座は、有名予備校講師の授業を月数千円で受けられるので、高3になってからの追い込みには最適です。
ブリッジスターの映像授業+コーチングのハイブリッド
中高一貫ブリッジスターは、映像授業だけでも、コーチングだけでもない、両方を組み合わせたハイブリッド型のサービスです。映像授業で基礎から応用まで体系的に学び、毎日の学習日報と週1回の個別コーチング・ティーチングで「見て分かったつもり」を防ぐ。映像授業の最大の弱点である「コーチング不足」を、ブリッジスターは構造的に解決しています。動画コンテンツは英語(NEW TREASURE)、数学(体系数学・代数編/幾何編)、国語(読解・語句知識)と幅広く、板野先生、宮下先生、相澤先生といった国語の名物講師の動画も配信中。月29,800円〜のスタータープランから、月69,800円のフルサポートPLAN Dまで、お子さまの状況に合わせて選べます。
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