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私立中高一貫生の1日:通学・部活・家庭学習のリアルなタイムスケジュール

執筆者の写真: ユウキ 先生
ユウキ 先生
1 日前
読了時間: 6分

 

朝6時45分。まだ外が少し暗い季節でも、カバンを背負って玄関を出ていく。私立中高一貫に通う中学生の多くは、こんな時間に1日が始まります。

面談で「平日って、実際どんな流れで過ごしてる?」と聞くと、だいたい同じような答えが返ってきます。朝6時台に家を出て、電車とバスを乗り継いで登校。授業が終わって部活があれば、帰宅は18時半〜19時。部活がない日は16時半〜17時台に家に着く。

公立中学なら自転車や徒歩で10分、という子も多いはずです。それと比べると、私立中高一貫生の1日は「移動」と「部活」でかなりの時間が先に埋まっています。だからこそ、残った時間をどう並べるかで、家庭学習が回るかどうかが決まります。

この記事では、僕が面談で実際に聞いてきた生活の流れをもとに、部活がある日・ない日のモデルスケジュールを紹介します。


朝は6時台に家を出る子が多い

まず朝です。面談で聞く出発時刻は、6時半〜6時45分くらいが多い印象です。片道1時間〜1時間半かかる子も珍しくありません。起床は5時半〜6時半。

朝はとにかく慌ただしいので、ここで勉強時間を取ろうとするのは現実的ではありません。ただ、通学の電車の中は別です。英単語や理科の暗記を電車の中で進めている子はけっこういます。片道1時間あれば、往復で2時間。全部を勉強に使う必要はありませんが、10〜15分だけでも「毎日ここで単語」と決めておくと、それだけで1週間に1時間以上の積み上げになります。

通学時間の使い方は別の記事でくわしく書いているので、ここでは「朝の家の中では無理をしない、電車で少しだけ」と覚えておいてください。


帰宅時刻で1日の形が決まる

私立中高一貫生の放課後は、学校によって本当にさまざまです。完全下校が17時50分と決まっている学校もあれば、運動部が学外の施設で練習して帰りが22時近くになる学校もあります。

ただ、中学の運動部は、高校の強豪部ほどは忙しくないことが多いです。平日の部活が週3〜4日、土曜も練習、日曜はときどき試合。このくらいがよく聞くパターンです。

ここで大事なのは、「部活がある日」と「ない日」で、別々の時間割を持つことです。同じ計画を毎日当てはめようとすると、部活がある日に必ず崩れます。崩れた日が続くと「どうせ守れない」と計画そのものを手放してしまう。これがいちばんもったいない流れです。


部活がない日のモデルスケジュール

まず、部活がない日です。帰宅が17時前後なら、夕食まで1時間以上あります。ある家庭で保護者の方がつくった時間割は、こんな形でした。

時刻

やること

17:00

帰宅・おやつ・着替え

17:20

英語アプリ10分

17:30〜18:00

学校の宿題(30分)

18:10〜18:50

数学(40分)

19:00〜19:45

夕食・休憩

19:45〜20:25

英語(40分)

20:35〜21:15

残りの宿題・暗記(40分)

21:15以降

自由時間・お風呂

23:00まで

就寝

 30分・40分の枠を3つ並べて、合計2時間半ほど。1つの枠を長くしないのがコツです。中学生が集中して取り組めるのは、だいたい30〜45分。そこで一度区切って、次の枠は別の教科にします。

この子の場合、夕食までに「宿題」と「数学」を終わらせているのも良いところです。夕食後は気持ちがゆるみやすいので、頭を使う数学は先に済ませておく。夕食後は英語の音読や暗記のような、手と口を動かす勉強に回すと続きやすくなります。



部活がある日のモデルスケジュール

次に、部活がある日です。帰宅が18時半〜19時だと、勉強できる時間はかなり限られます。ここで「部活がない日と同じだけやろう」とすると無理が出ます。目安は1時間〜1時間半です。

時刻

やること

18:45

帰宅

18:45〜19:45

お風呂・夕食(ここを休憩にする)

19:50〜20:30

学校の宿題・提出物(40分)

20:40〜21:20

英語か数学のどちらか1つ(40分)

21:30〜22:30

自由時間

22:30〜23:00

就寝

 ポイントは、帰ってきてすぐに「休憩」を取らないことです。お風呂と夕食をそのまま休憩の時間にしてしまう。帰宅してソファに座り、スマホを開くと、そこから1時間は戻ってこられません。

部活の日は「英語と数学の両方」ではなく「どちらか1つ」で十分です。そのかわり、部活がない日や土日に、もう片方を厚めにやる。1日単位ではなく、1週間で帳尻を合わせる考え方です。



よくある「最悪パターン」

面談で保護者の方からよく聞く、崩れやすい1日の流れがあります。

朝6時40分に家を出て、17時台に帰宅。まだ時間はたっぷりあるのに、帰ってすぐスマホを触りはじめる。気づいたら夕食。夕食後もなんとなく動画を見て、勉強を始めるのが21時過ぎ。そこから宿題を片づけて、寝るのは0時を回る。

本人に悪気はありません。疲れているし、ちょっとだけ休みたい。その「ちょっとだけ」が終わらないのです。部活がない日のほうが時間はあるのに、むしろ勉強が進まない。こういう子は少なくありません。

このパターンを変えるには、「帰宅後の最初の30分に何をするか」を決めてしまうのがいちばん効きます。着替えたらすぐ宿題を1つ開く。英単語アプリを10分だけやる。最初の一歩さえ決まっていれば、そのあとは意外と流れに乗れます。


土日は「まとめてやる日」と「休む日」を分ける

平日に時間が取れない分、土日の使い方も大切です。部活の練習や試合がある日もあるので、土日のどちらか半日を「まとめて英数をやる時間」にあてる家庭が多いです。

たとえば土曜の午後に2〜3時間、日曜の午前に1〜2時間。平日に後回しにした教科をここで取り返します。

逆に、何も予定を入れない時間もきちんと残しておきます。休む時間がない計画は、どこかで必ず破綻します。休む日を自分で決めて、その日は堂々と休む。そのほうが、平日の勉強の質も上がります。



ブリッジスターでは

ブリッジスターの生徒は、毎日の終わりに学習日報を出しています。「今日は部活で帰りが19時。宿題40分、英単語15分」といった具合です。コーチはそれを読んで、翌日の動き方に一言添えて返します。日報を見ていると、部活がある日とない日で勉強のリズムがはっきり違うことがよく分かります。

週1回のコーチとの面談では、学校の年間予定や部活の曜日を聞いたうえで、「月・水は部活がないから数学を厚めに」「火・木は宿題と単語だけ」と、その子の生活に合わせた1週間の時間割をつくります。

月曜と水曜の夜19時半からは、オンラインの集団勉強会もあります。カメラをオンにして手元を映し、画面の向こうの仲間と一緒に勉強する時間です。「部活の帰りで遅れたけど、ご飯を食べながらでも顔を出す」という子もいます。家に帰ってから勉強を始めるきっかけとして、この時間を使っている生徒は多いです。

中高一貫ブリッジスターは、私立中高一貫生のためのオンライン塾です。学校ごとの進度と定期テストの範囲に合わせた学習計画づくり、毎日の学習日報へのフィードバック、コーチとの面談、オンラインの集団勉強会や自習室で、部活や通学で忙しい毎日の中でも、家での勉強がきちんと回る状態をつくります。

「学校の進度が速くてついていけているか不安」「定期テストの前に何から手をつければいいか分からない」——そんなときは、まずLINEからお気軽にご相談ください。お子さんの学校の進度や今の成績をうかがい、いまやるべきことを一緒に整理します。




※本記事の事例は、複数のご相談内容をもとに、個人や学校が特定されないよう再構成しています。

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