top of page
ロゴ
相談する

中1の年間リズム:4月の仮入部から5月中間・6月期末まで、最初のテストで決まること

執筆者の写真: ユウキ 先生
ユウキ 先生
19 時間前
読了時間: 6分



18校中16校。


ブリッジスターに通う生徒の学校、18校分の年間行事予定を集めて並べてみたところ、1学期の中間テストが5月21日から30日の間に集中していました。入学式から数えると、わずか7週間ほどです。

中学受験を終えたご家庭にとって、この早さは意外かもしれません。小学校にはなかった「定期テスト」というものが、入学してすぐにやってくる。しかもその結果が、その後の学校生活の空気をかなり左右します。

この記事では、中1の1年間がどんなリズムで進むのかを、時期ごとに整理します。



中1の1年間をざっくり見る

まず、行事予定の集計から、定期テストのおおよその時期を並べます。学校によって前後するので、目安として見てください。

時期

主なテスト

対策を始めたい時期

5月下旬

1学期中間

5月7日〜14日ごろ

6月下旬〜7月上旬

1学期期末

6月中旬〜下旬

10月中旬〜下旬

2学期中間

10月上旬

12月上旬〜中旬

2学期期末

11月中旬〜下旬

2月中旬〜3月中旬

学年末

2月上旬

注意したいのは、3学期制の学校と、2期制(前期・後期)の学校が混ざっていることです。東京は3学期制、神奈川は2期制の学校が多い印象があります。2期制の学校では、9月に前期期末があるなど、テストの時期が大きくずれます。お子さんの学校の年間行事予定表は、4月のうちに手元に置いておきましょう。



4月〜GW:仮入部と「慣れる」期間

4月は、部活の仮入部、新しい友達づくり、通学への慣れで1か月が過ぎていきます。授業はまだ始まったばかりで、宿題も軽め。学校によっては、部活の本入部が中間テストのあとの6月から、というところもあります。

ゴールデンウィークが明けると、状況が変わります。部活が本格化し、各教科の課題も一気に増えます。そして、その2週間後には中間テスト対策が始まる、という流れです。

この時期に大切なのは、5月のテストの存在を4月のうちから意識しておくことです。授業で配られたプリントをなくさずにファイルしておく。小テストの結果を家に持ち帰る。それだけでも、テスト前の準備が全然違ってきます。



5月中間:範囲表を読む練習をする

テストの2週間ほど前になると、学校から「範囲表」が配られます。中学受験にはなかったものなので、最初は読み方にとまどう子が多いです。

範囲表には、たとえばこんなふうに書かれています。

  • 数学(代数):体系数学1 代数編 教科書p.4〜65、完成ノートp.2〜57

  • 数学(幾何):教科書p.4〜56、完成ノートp.2〜67(コンパス・定規持参)

  • 英語:教科書Lesson1〜3、ワークブック、単語テスト範囲

  • 地理:都道府県と県庁所在地、白地図、授業プリント

ここから読み取ってほしいのは、「教科書」「傍用の問題集(ワーク)」「授業プリント」「小テスト」の4つが出題元になるということです。多くの学校が「授業で扱った内容から出す」とはっきり書いています。市販の問題集を買い足すより、まず学校の教材を全部やりきることが先です。

範囲表をもらったら、教科ごとに「何ページ分あるか」を数えて、テストまでの日数で割ってみてください。1日にやるべき量が具体的に見えてきます。

たとえば、数学の完成ノートが代数・幾何あわせて120ページ分あり、テストまで14日あるとします。単純に割ると1日約9ページ。そのうえで「1周目は○がつくまで」「2周目は×の問題だけ」と考えると、最初の10日で1周目、残りの4日で2周目、という形になります。こうして数字に置き換えると、「まだ大丈夫」なのか「もう間に合わない」のかが、本人にもはっきり分かります。

範囲表には、答案の書き方の注意が書かれていることもあります。「漢字指定の語句をひらがなで書いたら×」「途中式がない答えは減点」「大文字・ピリオドの抜けは減点」などです。中学受験では気にしなくてよかったルールなので、ここで点を落とす中1はとても多い。範囲表の注意書きは、蛍光ペンで線を引いて、机の前に貼っておくくらいでちょうどいいと思います。



6〜7月の期末:本当の勝負はここから

5月の中間テストは、範囲も狭く、内容も小学校の延長のようなところがあります。中学受験の貯金でそれなりに点が取れる子も多いです。

面談で保護者の方によくお伝えしているのは、「5月の中間はなんてことない。期末と、夏明けの2学期中間でみんな崩れる」ということです。期末テストは中間より教科数が増え、実技教科が加わる学校もあります。範囲も広くなります。中間でうまくいったからと同じやり方で臨むと、ここで点を落とします。

また、最初の2回のテストの順位は、その後の基準になりやすいものです。最初に上位にいた子は、そこを自分の位置だと思って踏みとどまろうとします。逆に、最初に下のほうにいると、「自分はこのくらい」と思ってしまいやすい。中1の1学期は、テストの点数以上に、本人の自己イメージをつくる時期でもあるのです。



夏休み〜2学期:勉強の質が変わる

中1の2学期は、勉強の質が変わる節目です。多くの学校で、夏休み明けから次のような単元が始まります。

  • 数学(代数):連立方程式、その利用、不等式

  • 数学(幾何):平行線と角、合同、証明

  • 英語:疑問詞、現在進行形、過去形

1学期は計算や単語の暗記で点が取れても、2学期には「証明を言葉で書く」「文法のルールを理解して使う」という力が必要になります。中学受験の算数の解き方が通用しない場面も増えていきます。

学年の中で点数に差がつきはじめるのも、だいたいこの時期からです。中1の前半は平均点が高めで差がつきにくく、後半から終わりにかけて差が広がっていきます。夏休みに1学期の復習をしておくか、2学期の内容を少し先に見ておくか。どちらかをやっておくだけで、2学期の授業がずいぶん楽になります。



3学期〜学年末:1年分をつなげる

学年末テストは、範囲が1年分に及ぶ学校もあります。2月中旬から3月中旬にかけて行われることが多く、ここで1年間の積み残しがそのまま点数に表れます。

中1の学年末で評定(通知表の成績)が出る学校も多いので、ここは気を抜かずにいきたいところです。2学期までにつまずいた単元があれば、冬休みのうちに戻って復習しておきましょう。




ブリッジスターでは

ブリッジスターでは、入塾したらまず学校の年間行事予定表を出してもらいます。そこから定期テストの日程を拾い出し、テスト2週間前から「テスト対策モード」に切り替わるよう、1年間の計画の骨組みをつくります。

テスト前の土日には、定期テスト勉強会を開いています。コーチがオンラインで常駐し、学校のワークや提出物の仕上げを一緒に進めます。範囲表の読み方が分からない中1には、コーチが一緒に範囲表を見ながら「このページ数なら1日何ページ」と分解して、計画表に落とし込んでいきます。

テストが返ってきたら、面談で点数と順位を確認し、間違えた問題を振り返ります。最初のテストでうまくいかなかった子も、ここで原因を整理して次のテストに向けた作戦を立て直せば、2学期には十分に巻き返せます。



中高一貫ブリッジスターは、私立中高一貫生のためのオンライン塾です。学校ごとの進度と定期テストの範囲に合わせた学習計画づくり、毎日の学習日報へのフィードバック、コーチとの面談、オンラインの集団勉強会や自習室で、部活や通学で忙しい毎日の中でも、家での勉強がきちんと回る状態をつくります。

「学校の進度が速くてついていけているか不安」「定期テストの前に何から手をつければいいか分からない」——そんなときは、まずLINEからお気軽にご相談ください。お子さんの学校の進度や今の成績をうかがい、いまやるべきことを一緒に整理します。



※本記事の事例は、複数のご相談内容をもとに、個人や学校が特定されないよう再構成しています。

コメント


bottom of page