定期テストで「終わらない」を防ぐ時間配分のコツ|得意科目から切れ
- ユウキ 先生
- 2 日前
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この記事の要点
定期テスト前に「終わらない!」となった時、何を切るべきか?得意科目を捨てる戦略の理由と、提出物を絶対に切らない理由を解説します。
皆さんこんにちは!中高一貫ブリッジスター塾長のユウキです!
定期テスト2週間前、計画を立てて勉強を始めたものの、1週間経った頃に「ヤバい、全然終わらない!」となるのは、多くの中学生が経験する現実です。今日はそんな時の「正しい撤退戦略」をお伝えします。
まずは「気合と根性で2割増し」
「終わらない」と気づいた時、最初の対応は「気合と根性で頑張る」こと。普段2時間勉強しているなら3時間に増やす、2のところを3にする、3のところを4にする——この程度の上乗せは現実的です。「明日徹夜で10時間やる」は非効率なのでNG。睡眠を削ると翌日の集中力が落ち、結果的にマイナスです。睡眠時間は確保しつつ、できる範囲で粘る、というのが基本姿勢です。
それでも終わらない時:「一部を切る」勇気
気合と根性で2割増ししても終わらない場合、「一部を切る」決断が必要です。ここで大事なのが、「何を切って、何を残すか」の判断。多くの子は得意科目に時間をかけたがります。なぜなら「やれば点が取れて気持ちいい」から。でも、これは戦略的に間違っています。
「得意科目から切る」が正解の理由
得意科目から切るのが正解です。なぜか?算数で考えてみましょう。前回90点を取った得意科目を、追加5時間勉強して95点に上げるのと、前回30点だった苦手科目を、追加5時間勉強して50点に上げるのと、どちらが評定平均に効きますか?前者は5点アップ、後者は20点アップ。圧倒的に苦手科目に投資する方が、平均点が大きく上がります。「伸びしろが大きい方に投資する」——これは投資の鉄則であり、勉強でも同じです。
「苦手科目は絶対に切らない」
逆に、苦手科目は絶対に切らないこと。苦手だからこそ、コツコツ時間をかけて取り組まないと永遠に苦手のまま。さらに、苦手科目は2や3を取りがちですが、ここを4に押し上げるだけで、評定平均が大きく改善します。「苦手だからやる気が出ない→やらない→もっと苦手になる→評定が下がる」という負のスパイラルから抜け出すには、苦手科目を切らない覚悟が必要です。
「暗記系」も絶対に切らない
もう一つ、絶対に切ってはいけないのが「暗記系の勉強」。暗記は「やれば点が取れる」確実な得点源だからです。定期テストの範囲は中学受験ほど広くないので、プリント10枚程度を完璧に覚えれば、ほぼ確実に出題されます。「覚えれば点が取れる」ものを切るのは、もったいない選択です。英単語、社会の用語、理科の暗記事項は、最後の最後まで反復しましょう。
「提出物」は何があっても期限までに出す
そして絶対に守らなければいけないのが、提出物の期限。提出物は最も簡単に確実に点が取れる要素で、出さないと評定が一気に下がります。中には「提出物を出さない=評価0点」という先生もいます。「テスト勉強で時間が足りないから提出物は後回し」という発想は最悪。逆に「テスト勉強を切ってでも、提出物は必ず出す」のが鉄則です。
「優先順位の罠」:部屋掃除症候群に注意
テスト前になると、急に部屋を掃除し始める子、いますよね。私自身もそうでした。あるいは「とりあえずノートを綺麗にまとめる」「ペンを買いに行く」など、勉強っぽいけど勉強じゃない行動に時間を使ってしまう。これらは「やった気になるけど、実は逃げ」です。冷静に「今、自分が何をやったら一番点数が伸びるか」を考え、感情に流されないことが大切です。
テスト後の「解き直し」が最重要
意外と見落とされがちですが、テストが終わった後の「解き直し」が、長期的には最も重要です。特に英語と数学は積み上げ型教科。今回のテストで100点取らないと、次の単元で「分からないところ」が残ってしまいます。60点しか取れなかったら、40%は理解できていないまま次へ進むことになる。これが積み重なると、高校生になった時に「全部分からない」状態になります。テスト後、必ず間違えた問題を解き直し、理解してから次へ進む——これが大学受験まで残る学力を作ります。
「自分で予想問題を作る」プロフェッショナル術
得意科目に余裕があれば、上級テクニックとして「自分で予想問題を作る」のもおすすめ。「この先生は教科書のこの部分から出題しがち」「このプリントの空欄は絶対出る」「先生が『これは大事』と強調した問題は確実」——こうしたパターン分析ができるようになると、定期テストでの的中率が劇的に上がります。これは大人になってからの「上司の好み分析」「クライアントニーズの読み取り」にもつながる、ビジネススキルの土台。中学生のうちから「相手の出題パターンを読む」訓練を始めると、社会人になった時にも役立ちます。先生研究は、立派な勉強の一部です。
トライ&エラーで自分のスタイルを確立
中1〜中3は失敗してOKのトライアル期間。今回の定期テストで「気合と根性で頑張る」を試して、燃え尽きるパターンを経験するのも学び。「計画通りに進める」を試して、計画倒れになるのも学び。「得意科目から切る」を実行して、平均点が上がる経験をするのも学び。3年間で何度もトライ&エラーを繰り返すことで、自分なりの「最強の定期テスト戦略」が見えてきます。高1までに自分のスタイルを確立しておけば、その後の6回の定期テストは安定して結果を出せます。
ブリッジスターは「テスト戦略」を一緒に立てる
中高一貫ブリッジスターのコーチは、定期テスト前の「優先順位設定」を一緒に行います。「今回は数学に集中しよう」「英語の暗記は切らずに、長文だけ手を抜こう」というような戦略を、お子さまの状況に合わせてカスタマイズ。さらにテスト後の解き直しもサポートし、苦手分野を放置しない仕組みを作ります。週次レポートで保護者の方にもお子さまの戦略と進捗を共有しますので、ご家庭でも安心して見守れます。
「定期テスト前に毎回パニックになる」「優先順位の付け方が分からない」——こうしたお悩みは、ぜひブリッジスターの個別相談でご相談ください。
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