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読書嫌いを変える!中高一貫生におすすめの読書習慣の作り方

  • 執筆者の写真: ユウキ 先生
    ユウキ 先生
  • 4 日前
  • 読了時間: 6分

この記事の要点 

「うちの子、本を読まないんです」というお悩みに、教育の観点から本質的な答えをお伝えします。読書はなぜ大事なのか、何を読ませればいいのか、家庭での実践方法まで解説。


皆さんこんにちは!中高一貫ブリッジスター塾長のユウキです!


「うちの子、まったく本を読まないんです」「YouTubeばかり見ていて困っています」というご相談、本当によくいただきます。多くの親御さんが「読書は大事」と感じてはいるのですが、なぜ大事なのかを言語化できないまま、お子さんに「本を読みなさい」と言ってしまうケースが多いように思います。今日はその「なぜ」をしっかりお伝えしたいと思います。


読書とは「人と出会う」体験である

読書って、何のためにするのでしょうか。答えはひとつではありませんが、私が大事にしている定義は「読書とは、人と出会うことである」というものです。本を読むということは、書き手と出会うこと。物語を読むということは、登場人物と出会うこと。私たちは人生を一回しか生きられません。100年生きても、せいぜい数十人〜数百人と深く関わるくらいでしょう。ところが100冊の物語を読み、それぞれに4人の登場人物が出てくるとすれば、400人分の人生を疑似体験できるわけです。さまざまな見方、考え方、状況に触れることで、自分というものを客観視できるようになります。


答えのない問いに、本が味方になる

これがなぜ重要なのか。人生では誰しも、答えのない問いに出会います。仕事で、家庭で、人間関係で、進路選択で。そんなとき、いきなりゼロから考え始めるのは大変です。でも、誰かの人生をかつて本で「経験」していれば、「あ、これは似たような状況だったな」と引き出しを開けることができます。これが思考の幅、人としての深みになるのです。総合型選抜でも、社会に出てからの仕事でも、結婚生活でも子育てでも、人生のあらゆる場面で「読書で出会った人々」が見えない味方になってくれます。


子どもは「大人と対等に話す経験」が不足している

ところが今の子どもたちは、想像以上に大人と対等に話す経験を持っていません。学校でも家庭でも、子どもは「子ども扱い」されがちで、対等な存在として向き合ってもらえる場面が少ない。だからこそ、本を読むことで「大人の書き手」と対等に出会う経験が、貴重なトレーニングになります。物語を通じて、大人の感情、葛藤、迷い、決断に触れる。これは塾の授業では絶対に得られない学びです。本の中の主人公は、子どもに媚びてくれません。容赦なく、自分の人生を生きています。そういう「対等な他者」と出会えるのが、本の最大の価値です。


簡単な絵本から始める「対話型読書」

ブリッジスターの「読書と対話」講座では、シェル・シルヴァスタインの『The Giving Tree(おおきな木)』のような、誰もが知っている短い絵本から入ることがあります。簡単な物語に見えますが、子ども時代に読んだときと、大人になってから読んだときでは、印象がまったく違います。子どもの頃は「少年がワガママに見える」「与え続ける木は不幸では?」と感じるかもしれません。大人になると「与えることの幸せ」が見えてくる。同じ本でも、視点が変われば見え方が変わる。これが抽象と具体の往復、つまり「考える」という行為そのものなのです。村上春樹が新訳を出した時、私自身も読み直して「あれ、子どもの頃の感じ方と全然違う」と驚いた経験があります。


漫画も写真集も、立派な読書教材

「うちの子は活字嫌いだから無理」と諦める前に、まずは漫画でも、絵本でも、写真集でもいいので、何かしらの物語に触れる時間を作ってみてください。漫画の登場人物だって、共感できる相手、嫌いな相手、よく分からない相手がいます。「なぜこの人は嫌いだと思ったのか」「どうすれば共感できるのか」を一緒に話し合うだけで、立派な読書教育になります。大事なのは、ジャンルではなく「他人の人生と出会い、それについて考える」という体験そのもの。中学校生活が忙しくなる前に、ぜひ家庭で「本を介した対話の時間」を作ってあげてください。


総合型選抜でも「読書経験」が直接問われる

最近の大学入試では、読書経験そのものが直接的に問われることも増えています。総合型選抜の面接で「最近読んだ本は?」「その本のどこに感銘を受けた?」「その本を通じて何を考えた?」と聞かれるのは、ほぼ定番です。ここで「実はあまり本を読まなくて……」と答えると、面接官の評価は一気に下がります。逆に、自分が深く読んだ本について、自分の言葉で熱く語れる子は、それだけで合格に近づきます。読書は遠回りの大学入試対策のように見えて、実は最短ルートでもあるのです。


家庭での実践方法6つ

家庭での実践方法をいくつか紹介します。1つ目、家族で同じ本を読む。親子で同じ本を読んで感想を交換する、それだけで会話の深さが変わります。2つ目、本棚を共有する。リビングに家族の本棚を置いて、お互いの本に自由にアクセスできるようにする。3つ目、書店や図書館へのお出かけを定期的に。デジタル書籍も便利ですが、紙の本を手に取って選ぶ体験は、子どもの好奇心を強く刺激します。4つ目、読んだ後に必ず短い対話を。「どこが面白かった?」「もし自分だったらどうする?」と問いかける。5つ目、お子さんの「読みたい本」を尊重する。親が「これを読みなさい」と押し付けると、子どもは読書を嫌いになります。6つ目、本のレビューを書く、または話す。読んだ本について短いメモを残したり、家族に内容を説明したりする時間を作る。


ブリッジスター追加オプション「西きょうじプロデュース 読書と対話」

中高一貫ブリッジスターでは、伝説の英語講師・西きょうじ先生がプロデュースする「読書と対話」講座を、追加オプションとして提供しています。定員10名の少人数クラスで、思考力を深める対話型セッションを月2回・14,800円(既存プラン契約者は10,000円)で受講可能です。簡単な本から大人の思考を磨くサンデルの本まで、6年間の対話を通じて、お子さまの思考力・表現力・国語力を本質的に鍛えていきます。新中2は金曜日、新中3は木曜日のスケジュールで実施しています。読書習慣がない子も、講座を通じて自然と本に親しめるようになります。


読書嫌いのお子さまについては、公式LINEへ

「うちの子、本に興味を持たない」「どんな本を選べばいいか分からない」「読書を強要すると逆効果になりそう」「読書と対話講座の詳細を知りたい」——こうしたお悩みは、ブリッジスターの個別相談で具体的にご相談ください。お子さまの興味に合わせた読書プランをご提案します。



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